床が見える面積 — 「家具は床の1/3まで」を6畳で検算しました
「家具は床の1/3まで」の出典を探し、江戸間6畳と無印良品の公表寸法で検算しました。占有率と「見える床」は別の量で、脚を上げても占有率は1mmも動きません。
「家具は床の1/3まで」の出典を探し、江戸間6畳と無印良品の公表寸法で検算しました。占有率と「見える床」は別の量で、脚を上げても占有率は1mmも動きません。
家具が入らないとき、止まっているのは部屋ではなく通り道です。住宅の通り道の寸法はすべて「人が歩く」ために決まっていて、家具を運ぶための数字は法令にも性能表示にも見つかりませんでした。直角の曲がり角を回れる長さを式で出し、無印良品の梱包サイズで検算します。
在宅の机の明るさに出てくる数字は、法令・通達・手引き・規格で強さが違います。JIS Z 9110は基準面を床上0.8mと0.4mの2つに分けています。分けるのは床の面積ではなく、床からの高さです。
延長コードには「束ねて使用することを禁止する旨」が法律で表示させられています。配線は隠す前に、壁沿いで測って長さを決めて買う。NITEと埼玉県の公表データで数字にしました。
「エアコンの正面に背の高い家具を置かない」の『背の高い』は何cmか。メーカー公表の風向角度60°を家具の寸法に翻訳すると、遮るかどうかは高さ・奥行き・置く位置の3つで決まります。
倒れやすさは高さではなく、高さ÷奥行きで決まります。国の技術資料の転倒限界式と東京消防庁の実験で、家具の選び方と賃貸でもできる固定を数字にしました。
賃貸の壁は触ってはいけない、と思われている。でも国交省のガイドラインが引いている線は「穴を開けたかどうか」ではなく、深さと目的の2つだった。エアコンのビス穴が貸主負担になる理由から、有孔ボードに必要な15mmまで。
「床の耐荷重は1㎡あたり180kg」は1つの数字ではなく、建築基準法施行令85条には3つ並んでいます。満載のカラーボックスの足元は国の書庫基準とほぼ同じ密度でも、部屋全体で均せば5.2%。心配なら、分けて低く置きます。
ドアの下の1cmの隙間は建て付けの余裕ではなく、24時間換気の通り道として法令の体系に組み込まれた寸法です。ドア下1cm×78cmの面積は給気口1つ分とほぼ同じ。ラグの毛足や家具の置き方が、この通り道をふさぐことがあります。
隣の住戸との壁 (界壁) の遮音性能は、建築基準法施行令22条の3に3つの数字で書いてあります。低い音ほど基準はゆるく、低音は通る前提。満載の本棚は重さだけなら界壁級ですが、覆い方が足りず壁にはなりません。できるのは、離すことです。